



アラブニュースジャパン
ドバイ: UAE代表チームの射手であるサイフ・ビン・フタイス選手は、日曜日、東京2020オリンピックの選手団の中で最初に競技に出場する。大会中、48の会場で33種類のスポーツ・339の競技が行われ、83,911人の選手が競い合う。
ビン・フタイス氏は、本日から朝霞で開催されるスキート射撃に向けて準備を進めてきた。スキート射撃は、2日間で5ラウンドが行われ、各ラウンド25個ずつ、合計125個の標的を狙う。射撃競技は、累計成績によってファイナルに進む6名の選手が決まる。明日までには競技が終了し、それに伴い金銀銅メダルの受賞者が発表されることになる。
朝霞射撃場は、東京の中心部から30kmほど離れた場所にある。1964年東京オリンピックでトーナメントが開催されたのと同じ場所だ。
UAEオリンピック委員会事務局行政担当次長のアッザ・ビン・スレイマン氏は、UAEオリンピック委員会技術・スポーツ担当ディレクターのアフマド・アル・タイエブ氏とともに、東京オリンピックの選手村を訪問した。そこで、選手村の準備状況、複合施設、食堂、スポーツヤード、記念撮影用の部屋など、選手村で提供されるサービスについての説明を受けた。
アル・タイエブ氏によれば、選手村に到着した初日から、UAE選手団はUAEの名に恥じない最善の結果を出そうと意気込んでいるという。
選手が体力面や精神面で信頼がおける支援を得て、前向きな精神状態になっていることは非常に重要だと言える。
水泳代表チームのマルワン・アル・ハタウィ監督は、本大会においてユセフ・アル・マトルーシ選手が出場することの重要性を重ねて強調した。同選手は、UAEのスポーツ界、特に水泳界で一層高い目標を達成できる潜在力を持っており、彼のキャリアにとって今回の出場は素晴らしいスタートになると考えていると語った。
同選手は優れたスイマーであり、高い才能と技術を持っているので、国家的なプロジェクトとしてその将来が有望視されているといい、世界最高峰の選手の仲間入りができるよう国民皆で応援しようとも呼びかけた。
さらに、同選手はまだ若いが、全トレーニングに時間通りに参加することを非常に重視しているともアル・ハタウィ監督は付け加えた。