







ジェッダ:木曜日に開催されたワールドカップアジア最終予選で、サウジアラビアチームのスーパーサブであるフィラス・アル・ブリカンが、71分に今試合唯一となるゴールを決め、日本はサウジアラビアに1-0で敗北を喫した。
今試合は、ワールドカップアジア最終予選グループBの第3戦で、サウジアラビアが今試合で3連勝を飾ったのに対し、先にオマーンに1-0で敗れた日本は2敗目を喫した。
ジェッダのキング・アブドゥラー・スポーツ・シティでほぼ満員に近い観衆の前でプレーしたサウジアラビアは、序盤から試合を優位に進め、運が味方していればより点差をつけて勝利できたかもしれない内容だった。
しかし、最初にゴールを割ったのは日本だった。柴崎が30ヤード以上の距離から果敢にロングシュートを放ったが、サウジアラビアのゴールキーパー、モハメド・アル・オワイスがボールを巧みに弾き出した。
その後、サウジアラビアのアブドゥラ・マドゥが、アブドゥラマン・ガーレブからのクロスを見事なヘディングで決めたが、日本のゴールキーパー、権田修一が反射的にセーブしてシュートを阻止した。
その後も、アル・オワイスとゴンダがそれぞれのポジションで活躍を見せ、アル・ブライカンが冷静な判断で状況を打開した。
64分にサレハ・アルシェリに代わって途中出場した21歳のフォワードのブリカンは、柴崎のバックパスをカットして奪い、左サイドを数ヤード前進し、ゴールキーパーの権田の足の間を通しゴールを決めた。
アラブ首長国連邦(UAE)のシャルジャでは、後半アディショナルタイムの決勝点を含め、ウー・レイが2得点をマークし、中国がベトナムに3-2で勝利した。中国はこれで1勝2敗となった。
エスパニョールで活躍するストライカーであるウー・レイは、ベトナムが2点差で迎えたアディショナルタイムの5分にゴールを決め、中国の予選通過への望みをつないだ。
また、韓国代表はホームでシリア代表と対戦し、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーに所属するソン・フンミンが89分に決勝点を挙げ、韓国がシリアを2-1で下した。
チームの守護神となったフォワードのフンミンの活躍により、韓国チームは非常に残念な引き分けに終わることなく、3試合で2勝1敗となり、グループAの首位に立った。
前半は韓国チームが優勢だったが、シリアのゴールキーパー、イブラヒム・アルマが何度も巧みに止めて、両者は無失点のまま試合を折り返した。
流れが韓国チームに傾いたのは後半48分。ファン・インボムがペナルティエリア外から左足でミドルシュートを放ち、ボールをゴール反対側のサイドネットに入れて先制ゴールを決めた。
試合は1-0で韓国の勝利で終わるかと思われたが、84分にシリアのオマール・クルビンが同点ゴールを決め、韓国を驚かせた。
プレミアリーグのスター選手であるソンは、韓国チームが最も追加点を必要としているときに前に出て、至近距離から勝ち越しのシュートを決めた。
イランはUAEに1-0で競り勝ち、3連勝を達成した。 メフディ・タレミが70分に決定的なゴールを決め、イランは勝ち点9でグループAの首位に立った。
ドーハのハリファ・インターナショナル・スタジアムで行われたイラクとレバノンの試合は、両チーム無得点での引き分けに終わった。
この結果、両チームはここまでの3試合で未勝利となった。
AFP