
アラブニュース・ジャパン
ドバイ:日本のスポーツブランドであるアシックスは、1月6日に開催されるカタールのウルトラマラソン大会「East to West」の公式テクニカルスポンサーに就任する。
アシックスは1949年に創業された、日本に本社を置く会社で、高級運動靴、アパレル、アクセサリーの設計・販売を行なっている。
ブランド名の由来はラテン語の「健全な精神は健全な身体に宿る」という言葉であり、そのことから、スポーツを通じて身体と精神を強化することを使命としていることは明らかである。
カタールを代表するウルトラマラソン大会のスポンサーになることは、彼らの役割と、スポーツが人間の身体と精神を高揚させ、向上させる力を持っているという彼らの信念を高めるため、その決定に至った。
「East to West」は、ドーハの東海岸からドゥハーンの西海岸までの90kmのクロスカントリーレースで、カタールのウルトラランナーが主催し、カタール・スポーツ・フォー・オール連盟とカタール青少年スポーツ省がスポンサーとなっているカタールで最古かつ唯一のウルトラマラソン大会である。
大会では、登録された700名を超える参加者にアシックスブランドのレースシャツを提供するほか、アシックスのフロントランナーであり本大会の共同創設者であるイスラム・サラーム氏による限定トレーニングセッションを実施する。
「カタール・East to West(QEW)」について、イスラム・サラーム氏が「主催者として、QEWは単なるレースを超えた存在だ」と述べているように、今年で6回目を迎える同大会は、様々な国籍の選手が参加し、長距離ランナーにとって新たな挑戦の場となっている。この大会は、カタールにおけるウルトラランニングの発展を大いに促し、カタール内外の長距離ランナーに、挑戦しがいのある距離で持久力を試す機会を提供するイベントである。90kmはカタールの東から西までの距離で、この大会はカタールのランニングレースの開催予定の中で最も期待される日の1つとなっている。私たち自身もランナーとして、当初は思いつきで始めたこの大会が、今では全国レベルで認知されるイベントへと成長した。私たちは、このような美しく純粋なイベントの一部になれることを幸運に思っている。
アシックスのMEAマーケティングマネージャーであるアナ・セイシャス氏は、運動による恩恵をもたらすための喜ばしい支援について次のように言及している。「アシックスは、『East to West』大会のテクニカルスポンサーになることを嬉しく思っている。アシックスの『健全な精神は健全な身体に宿る』の哲学は、すべての人に運動による恩恵をもたらすことを目的としている。私たちは、最近ドーハにオープンしたばかりの店舗で、カタールのランニングコミュニティの中心になり、私たちの店舗や今回のような重要なレースイベントでお客様とのつながりを持てることに喜びを感じている」