• MBRLが目指す「次世代の知識欲を刺激する」ためのプロジェクトである
• 理事会メンバーのアル・マズルーイ氏は「個人が生活の質を向上させるためには、読書と知識の取り組みが重要である」と語った。

アラブニュース

ドバイ：ムハンマド・ビン・ラーシド図書館（MBRL）は、UAEの読書月間に合わせ、図書館を支援し充実させるための「A World Reads」イニシアティブを開始したと、3月31日金曜日に国営エミレーツ通信社（WAM）で報じられた。

この取り組みは、地元の出版社や特殊出版機関、選ばれた作家やライターが協力し、学校図書館、読者クラブ、カフェ、政府部門を発展させるために開始されたものだといわれている。

理事会メンバーのモハンマド・サレム・アル・マズルーイ博士は、「『A World Reads』は、将来の世代の知識欲を刺激するというMBRLの取り組み、ビジョン、戦略に合致するものです」と語った。

また、「このビジョンを達成する上で、寄贈者や現地のパートナーとのパートナーシップを強化する上で大きな役割を果たすと共に、同様のコミュニティの取り組みや、そうした取り組みを支援するボランティアを大いに後押しすることになるでしょう」と同氏は述べた。

アル・マズルーイ氏は、「読書と知識向上の取り組みは、個人が生活の質を向上させ、知的能力と学習能力を高め、コミュニティとのより良いコミュニケーションと交流を可能にする上で重要です」と述べ、教養ある発展した社会の構築に寄与する重要なものとして、こうした取り組みを奨励すべきだと強調した。

この取り組みでは、子どもから大人まで楽しめるアラビア語および英語の貴重かつ多様な蔵書で、学校図書館の支援・充実に尽力している。

また、「A World Reads」は、「アラブ読書チャレンジ」に参加する学生への支援や、連邦政府や地方政府、民間機関、大学、カレッジの図書館の蔵書の充実・展開も行っている。

アラビア語、英語、点字のユニークな蔵書が、子ども、若者、大人、障害者、教育を受けている視覚障害者に提供される予定だ。

MBRLは、この取り組みに参加するため、地元の出版社、特別な出版物がある公共機関や団体、作家などに、未使用の出版物や書籍の寄贈や共有でこのイニシアティブに参加するよう呼びかけている。