
ベルン:IOCのトーマス・バッハ会長は水曜日、国際オリンピック委員会(IOC)が、2021年に東京でオリンピックを主催することに、引き続き全力を尽くしていくこと、また、大会が安全に行われるよう、複数のシナリオを考慮していると語った。
日本とIOCは3月、COVID-19パンデミックのため、東京大会を2021年に延期した。以来、開催関係者達は、コスト削減と選手達の安全確保のため、イベントの – 7月24日に開始予定であったが – 簡素化について話してきた。
バッハ会長によると、IOC委員会は「準備は上々」と報告しており、更なる詳細は、金曜日にビデオ会議として行われる本会議に提出されると言う。
バッハ会長は、電話会議でレポーター達に「来年の7月と8月に東京2020を挙行することに、引き続き全力を尽くしている」と語る。
「IOC全体が、全参加者の安全を最優先すると言う、(3月の)延期決定前に確立していた原則に従っている。」
更に、「今後も世界保健機関(WHO)のアドバイスに従い、またこれらのアドバイスを基に、複数のシナリオを用意している」と言う。「今から一年後の健康状況は未知だ。」
バッハ会長はまた、IOCが2022年のユースオリンピックを2026年に延期することを、主催国のセネガルと同意したとも語った。
ロイター