
アラブニュース・ジャパン
東京:東京都心の大きな神社である明治神宮の新年祝賀最終日、密集を避けて人との距離を取るようにとの新型コロナウイルス感染症拡大の警告にも関わらず、この伝説的な場所は熱心な参拝客で通常通りの賑わいだった。
明治神宮は通常、正月三が日に約300万人の参拝者が訪れる。
マスクをした参拝客たちが、巨大な仮説賽銭箱にお賽銭を投げ入れようと拝殿の前に並ぶ際、お互いに1メートルの距離を保っているのが見られた。
参拝客の中には、感染拡大の終息を祈願しに来たのだと地元メディアに話す人々もいた。
感染拡大防止のために多くの警察官が任務に就いて群集を処理した。
通常であれば参拝者が正面で祈りを捧げて捧げものをする拝殿にはアクセスできず、代わりに大きなシートをかけた設置物に賽銭が投げ込まれ、それが拝殿と参拝者とを隔てていた。
神社が運営を許されている唯一の事業はお守りとおみくじの販売だ。おみくじは、参拝者なら誰でもそれを購入すれば開いて見ることのできる予言的な占いだ。