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EUが入域制限解除国リストに日本を追加へ、イギリスは当面除外

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02 Jun 2021 01:06:04 GMT9
02 Jun 2021 01:06:04 GMT9

ブリュッセル: 欧州連合が不要不急の渡航を受け入れる「安全」国リストに日本を追加することを決定。しかし、イギリスからの観光客への門戸開放は当面見送ると、EU関係者が火曜日に発表した。

EUの27カ国の大使は水曜日の会議で日本の追加を承認する予定だ。一方、英国は当面除外となる。これは、インドで最初に確認されたコロナウイルス変異株によるCOVID-19の症例が増加しているためだ。

現在の規制ではオーストラリア、イスラエル、シンガポールなど7カ国からの渡航者のみワクチン接種の有無にかかわらず、休暇でEU域内に入ることが許可されている。

EU各国は独自にCOVID-19検査の陰性結果や検疫期間を要求することもできる。

EUは先月、新たな国をリストに追加する際の基準を緩和し、直近14日間の人口10万人当たりのCOVID-19の新規感染者数の上限を25人から75人に変更した。また、感染状況が安定または減少傾向であることが条件で、注目を集めている変異株なども考慮される。

EUの保健医療専門家らは月曜日の会議で日本とイギリスの両国を検討したが、多くの国の代表者が現段階でイギリスを加えることに反対の声を上げた。

政府は、先週インド型変異株による感染件数が倍増したことからイギリスが6月21日にCOVID-19の規制を完全解除できるかどうか判断するのは時期尚早だとしている。

EUの関係者によると、6月14日により多くの国を検討する予定だが、新型ウイルスの動向次第では、その際に英国が入域制限解除国リストに入る可能性はまだあるという。

本リストはEU圏内で一貫性を確保するためのものだが、これまでは一貫性を欠いていた。

フランスとドイツがイギリスからの旅行者に検疫を課し、オーストリアが入国禁止とする一方、ポルトガルとスペインはイギリスからの旅行者の受け入れを開始していた。

イギリスはポルトガルからの渡航者を除く全EU加盟国からの渡航者に検疫を義務付けている。

ロイター

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