
東京:4人の請負業者が薬物使用の容疑で逮捕されたと、警察と大会主催者が7月13日に発表した。7月23日に開催となる大会へのカウントダウンのさなかの出来事。
東京2020は「麻薬および向精神薬管理法違反の容疑で4人が逮捕された」との連絡を受けたと発表。
この4人は、大会運営で一時的に電気を供給するために契約を結んでいる企業の社員だという。
警察は、米国籍2名と英国籍2名を薬物法に違反して「コカインを摂取した」容疑で今月初旬に逮捕したと認めた。
逮捕の日時は明らかにされていない。
「もしこの容疑が真実であるなら、東京2020としてはこの企業に対して厳しい警告を発し、このようなことが二度と起こらないようあらゆる対策を講じるよう求める」と主催者は声明を出した。
国際オリンピック委員会は、この逮捕は「個人の問題で、地元司法当局が解決する問題だ」と述べた。
日本の薬物に関する法律は比較的厳格で、量にかかわらず所持に対しての逮捕は一般的であり、公的な人物による薬物使用は大きくメディアに取り上げられる。
大会開催まで2週間を切る中、海外からの数千人のアスリート、メディア関係者、サポートスタッフに対する地元の注目は非常に高まっている。
ウィルスの拡散防止のための行動制限を含め、彼らには厳しい規則が課せられている。
東京は現在緊急事態宣言下に置かれており、バーやレストランではアルコール販売が禁止され、午後8時までの閉店が求められている。
AFP