
日本南部にある沖縄県は1日あたりの新型コロナ感染者数が15日に過去最高を記録したと発表し、感染力の非常に強いオミクロン株が感染拡大に拍車をかけている。
在日米軍施設の70%が集中する沖縄県は、15日に1829人の新規コロナウイルス感染者を記録したと発表した。
沖縄県の玉城デニー知事は以前、米軍基地での不適切な感染対策によりオミクロン株が一般人に拡散させたと断じ、「憤慨している」と発言した。
その後日本は米軍施設を有する3つの地域でコロナウイルス規制を強化し、感染対策の強化も発表した。
日本は昨年11月に外国人旅行者の入国をほぼ全面的に停止したが、米軍はこれとは別の検査検疫体制のもと人員を日本の内外に移動させている。
公共放送のNHKは西日本の大阪府も15日に1日あたり感染者数が3000人を超え過去最高を記録する見込みだと報じた。
ロイター