
アラブニュース・ジャパン
東京: 日本政府は5月10日、イエメンの食糧危機に対して1000万ドルの緊急無償資金援助を行う決定をした。約250万人分の食糧支援が実施される見込み。
イエメンでは7年以上紛争が続き、深刻な食糧不足を含む世界最悪の人道危機に直面している。
日本の外務省によると、ウクライナ情勢による食糧価格高騰の影響でイエメンの人道的状況がさらに悪化する懸念が高まる中、食糧支援は世界食糧計画(WFP)を通じてイエメン国民に届けられる。
今回の支援は、緊急の人道ニーズに対応するとともに、グルンドベルグ国連事務総長特使の仲介努力によって実現した停戦合意を支得る日本の取り組みの一環。