
アラブニュース・ジャパン
ドバイ:日本政府は22日、死傷者を出したイラク北部のクルド人自治区ドホーク州ザクホへのトルコ軍による攻撃を強く非難した。
日本の外務省の小野日子外務報道官の声明によると、日本は、クルド人自治区を含めたイラク国内の平和と安定を確保するためのイラク政府の努力に対し、引き続き支援していく。
トルコ軍による砲撃があったのは7月20日。3人の子供を含めた市民9人が死亡し、負傷者も多数出た。
この攻撃に対し、イラクのムスタファ・アル・カディミ首相は、異例の強い非難を表明した。
「トルコ軍は、イラクの主権を再び明白に侵害した」と、カディミ氏は述べた。また、「イラク国民の生命と安全」に損害を与えた行為を非難し、イラク側が反撃に出るかもしれないと述べた。