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林外務大臣:G7サミットによって核の危険性に対する認識が高まったと発言

(ANJ photo)
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01 Jun 2023 11:06:54 GMT9
01 Jun 2023 11:06:54 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京:林芳正外務大臣は、火曜日に行われた外務省の記者会見で、G7サミットに於いて、初めて核軍縮に関するG7首脳独立文書「G7首脳広島ビジョン」が発出され、サミットでは、核兵器のない世界への首脳たちの決意が再確認されたと述べた。

林大臣は、アラブニュース・ジャパンの質問に答える形で、最近まで開催された広島サミットの成果について述べた。彼は、サミットは、核の傘と抑止力に基づく現状は変わっていないという考えを新たにしたと結論付けた。

岸田文雄首相と政府は核兵器のない世界を望んでいるものの、サミットのアウトリーチ国として核保有国であるロシア、中国、北朝鮮、パキスタンとイスラエルの6カ国が含まれていないことから、その目標は現実的ではないとの批判がある。したがって、広島での反核サミットの開催が核兵器情勢にどのような影響を与えるのか疑問を投げかける批評家たちもいる。

林氏は、国際的な安全保障環境がますます厳しくなっていると指摘した。中国とロシアに関して、G7は最近の行動に懸念を表明し、NPT(核拡散防止条約)に沿って、義務を順守するよう呼びかけている。

G7首脳たちは、NPTに非加盟の国家を含むすべての国家に対して、核実験の一時停止を表明し続けるよう呼びかけた。

「日本の立場は、私たちの前にある現実的な安全保障の脅威に適切に対応し、広島ビジョンを強い一歩として活用することである」と、林氏は述べた。「私たちはヒロシマ・アクション・プランの目標を着実に実施し、現実的かつ実践的な手段を強化していく」と、付け加えた。

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