
イラク、ディワニヤ:イラク保健省と赤十字が発表したところによると、8日、イラク南部の産科病棟で火災が発生し、4人の子供が死亡した。
イラク赤十字は声明で、バグダッドの南約175キロにあるディワニヤの町で、150人の子供と190人の大人が火災から避難したと発表した。
サレハ・アル・ハスナウィ保健相は、消防士が鎮火した直後の現場での記者会見で、火災の原因は電気系統のショートで、病院を改修している会社の廃棄紙や資材に火がついたことで引き起こされたと述べた。
「煙は施設に入ったが、火そのものは入ってこなかった」と述べた。新生児集中治療室にいた4人の早産児が呼吸器合併症で死亡したという。
ムハンマド・シア・アル・スダニ首相は、「過失の責任者」の解雇を命じた。イラクの建設・運輸部門では、安全基準が尊重されることはめったにない。
2023年9月下旬、イラク北部の混雑した結婚式場で花火による火災が発生し、約100人が死亡した。
2021年7月には、同国南部の病院の新型コロナ病棟で火災が発生し、60人が死亡した。その数カ月前には、バグダッドの病院で酸素ボンベの爆発により火災が発生し、80人以上が死亡した。
AFP