
東京:南アフリカのポール・マシャティル副大統領は、自国はガザでの停戦を望んでおり、罪のない人々の殺害を容認すべきではないと述べた。
水曜日、日本外国特派員協会でマシャティル副大統領は次のように語った: 「南アフリカは長年、パレスチナの人々の自由を支援してきた。私たちは、イスラエルとパレスチナが共存して幸せに暮らすための2国家解決という考えを支持した国のひとつです」と述べた。
南アフリカは、国際司法裁判所(ICJ)でイスラエルに対する手続きを開始し、パレスチナ人に対するジェノサイドの容疑でイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の逮捕状を取るに至ったと指摘した。
「私たちがICJに提訴したのは、生命を守りたいからだ。ガザでの子どもたち、罪のない子どもたちや女性たちの殺害は、許されるべきことではない。それが私たちが裁判所に訴えた理由だ」
「イスラエルとパレスチナが問題を解決することを望んでいる。だから、敵対行為の停止を支持する。停戦合意が維持されることを望んでいる。そうなれば嬉しい。そして、殺戮をやめさせ、人々が交渉できるようにし、彼らが開発に集中できるようにしよう」
マシャティル氏は、南アフリカは常に平和を希求する誇り高き非同盟国であり、そのコミットメントはウクライナの戦争にも及んでいると強調する。
「我々はウクライナのどちらの側にも立っていない。ウクライナに対してロシアの味方をしていると非難されたこともあった。そんなことはしていない。大統領がウクライナに行ったのは、双方が交渉を通じて平和的な解決策を模索するよう促すためだった」
マシャティル氏は、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領がまもなく南アフリカを訪問することを明らかにした。
「アパルトヘイト下の南アフリカで課題を解決したとき、私たちは、ネルソン・マンデラ大統領のような人たちから、交渉を通じて紛争を解決することができるということを、国の若者として訓練され、育てられた。そして我々はそれを成功させた。私たちは交渉した。私たちの何人かはアパルトヘイトの下で刑務所にいた。しかし、私たちはそれを実行し、紛争の平和的解決に合意することができた」
マシャティル氏は、アフリカ開発会議(TICAD)によって助けられたアフリカへの投資について日本政府と話し合うために来日した。アフリカ大陸自由貿易圏の設立はアフリカへの投資を促進すると期待されており、G20議長国就任は南アフリカを助けている。
「この議長国任期中の我々の意図は、アフリカの開発を議題のトップに据えることだ」とマシャティル氏は語った。「G20がアフリカの発展途上国のニーズに敏感であり続け、グローバル・サウスの利益と願望を促進することを確実にすることが重要である」