
アラブニュース
・これまでにおよそ8,011人の労働者に新たな宿泊施設を提供
ドバイ:国の新型コロナウイルス感染拡大への対策として、バーレーンの雇用者らがレイバーキャンプの混雑の緩和のため、労働者に新たな宿泊施設を提供したと、国営通信が報じた。
この動きはバーレーン政府が雇用者らに対し、特に高密度の宿泊施設での労働者の安全を確保するよう求めていたことから生じている。
労働・社会開発省のJameel bin Mohammed Ali Humaidan大臣は予防策に従い、仕事場とレイバーキャンプでソーシャルディスタンスを確保することが雇用者にとって重要であると述べた。
またこれまでに、およそ8,011人の労働者に新たな宿泊施設が提供されたという。
このような企業の協力を監視するために特別委員会が編成されたと、Humaidan大臣は述べ、違反者は処罰されると付け加えた。
また民間企業は生産水準に影響がなければ、可能な限り自宅からの通勤を実施すべきであると語った。
Humaidan大臣によると、労働・社会開発省はきちんとした衛生設備の設置を1,055の現場に命じ、企業に対し感染症とその感染拡大への予防策を労働者に意識させることを確実にするよう求めたとのことである。
労働・社会開発省は、新型コロナウイルス感染拡大に対する国の啓蒙活動の一環として、多言語で書かれた40万冊以上のパンフレットを、35万人の外国人労働者に配る予定である。