
アラブニュース
国会議員と、アブド・ラッボ・マンスール・ハーディー大統領補佐官を始めとするイエメン代表団が、カイロからリヤドに到着した、とアル=アラビーヤテレビが6月25日に報じた。
イエメンのムアンマル・アル・イリヤニ情報大臣によると、この代表団は最近のサウジからの提案に従って、リヤド合意の適用を話し合うための会談を持つことになっているという。
今週これまでに、沿岸地方のアビヤン県で、イエメン政府と南部移行評議会(STC)の両陣営は、サウジによる停戦の提案に同意していた。この提案はリヤド合意の条項を適用するのに備えて、両陣営間の緊張の段階的縮小を要請していた。
今週これまでに、イエメンの国連特別特使を務めるマーティン・グリフィス氏は、イエメンの至るところで起き続けているフーシ派武装勢力の軍事的緊張、とりわけ紛争の増加を非難し、イエメン政府とSTCにリヤド合意を至急適用するように要請した。
グリフィス氏のイエメン事務総長特別特使室はTwitter上の声明で、フーシ派の勢力拡大は、包括的な停戦に両陣営が合意に達するために、アメリカが促している継続中の交渉の精神に逆行していると述べた。
「私は両陣営が軍事的緊張を真剣に和らげ、平和にチャンスを与えるように促しています」と、グリフィス氏は語った。「軍事的緊張への言い訳は存在しません。そしてこれは、イエメンの平和を求める全ての人々の希望とは相いれないものであり、さらにイエメンでの日々の生き残りのための戦いを、もっと困難にしているのです」