
ベルリン:ドイツは10月に二重国籍者が逮捕されたのを受け、イラン国籍を持つ市民に対し、イランへの渡航を控えるよう警告した。
外務省は拘束された市民の名前を明らかにしていないが、これはナヒド・タガヴィ氏であると娘のマリアム・クラレンさんによって確認されている。
「ドイツとイランの二重国籍者の逮捕は、直近の2020年10月も含めて、過去にも何度かあったが、理解できる理由もなく逮捕されることが多い」と、ドイツ外務省はオンラインでの最新の渡航警告で述べている。
37 days ago, 66 yr old German-Iranian Nahid Taghavi was arbitrarily detained in Tehran and is now in solitary confinement in #Iran's Evin Prison.
— Daren Nair (@DarenNair) November 22, 2020
Her daughter, @mariam_claren has been campaigning relentlessly for her mother's release and tells us in this video what happened pic.twitter.com/WuH0YaAq3s
同警告は、「イラン国籍を持つ人の更なる拘留も否定できない」と付け加え、「イラン国籍を持つ人による不必要な旅行はやめるよう強く勧告する」と強調した。
タガヴィ氏は66歳の建築家で、イランの独房に拘束されていると報じられている。
娘のクラレンさんによると、逮捕されたとみられる前日の10月15日以降、彼女との連絡が取れないという。
人権団体IGFMは、タガヴィ氏は長年にわたりイランにおける人権、特に女性の権利と表現の自由のために戦ってきたので、政治犯とみなすべきであると語った。
(AFP)