
ドバイ:オマーンで自己検疫から逃れようとする人が増えている。行動追跡用のブレスレットを高齢者の家族に着用させるという方法を取るという。火曜日、保健省の発言を日刊紙「タイムズ・オブ・オマーン」が報じた。
記事では、「入国後に追跡用ブレスレットを外し、普段から外出の少ない高齢者に着けさせる人が出ているというメッセージを受け取った 」というアフマド・ビン・ムハンマド・アル=サイーディー保健大臣の言葉を引用している。
そんななか、オマーン新型コロナ対策最高委員会は、完全なロックダウンはあくまで最後の手段となると述べた。
「ロックダウン措置はパンデミック状況における最終手段であり、委員会としては、そこまでする必要がないことを望んでいる…予防措置の厳格な順守を通じて自分自身や社会を守ることが我々の義務である」とアル=サイーディー氏は述べた。
同国では集中治療室(ICU)の入院患者数がこの2週間で倍増しており、これについては「非常に憂慮すべき指標であり、失望を禁じ得ない」と述べた。
同委員会は空港閉鎖期間の延長も検討しているが、その必要がないことを望んでいるとした。