
ナジャ・フーサリ
ベイルート:1989年にサウジアラビアで交渉が行われ、レバノン内戦を終結させるとともにレバノンを政治的常態に戻した協定の条項は完全に実施に移されなければならないと元外相が主張した。
ラシード・デルバス氏のコメントは、ナビーフ・ビッリー議会議長が11月7日に行った発言を繰り返すものだった。
議長は、ターイフ合意はレバノン国民に平等をもたらすものとして機能したと述べた。
二人の発言は、最近ベイルートのユネスコ・パレスで開催された公開討論会を受けて行われた。
討論会は、ターイフ合意成立33周年を記念して、ワリード・アル・ブハーリ在レバノンサウジアラビア大使が企画した。
討論会の発言者は一様に、合意の条項を生かす必要性と、それが未だ実現を見ていないことを指摘し、合意の修正には反対する立場を繰り返した。
「ターイフ合意は完全に実施されなければなりません。今日の状況は当時と異なり、シリアはレバノンから撤退しており、すべての当事者はターイフ合意の遵守を表明しています」とデルバス氏は述べた。
ターイフ合意への公式なコンセンサスが示される前の11月8日には、在レバノンスイス大使がレバノン要人を夕食会に招待していた。
後になってこの催しは中止されたものの、一部の人々はこの夕食会がスイスによる支援の下、ジュネーブでレバノンが対話を行う前触れと捉えた。
ターイフ合意の条項で実現されていないものについて、ビッリー氏は次のように述べた。
「我々は三重に失敗しました。政治的派閥主義を廃するための最高国民委員会も、党派制限のない選挙法も、上院も作ることができなかったのです」
レバノン議会は11月10日に、新大統領選出のため改めて開会する予定である。
ビッリー氏は以下のように付け加えた。「我々の最優先事項は大統領の選出です。
レバノン国民の80%が貧困ライン以下の生活を送っており、またこの分野に数百億ドルを投資したにもかかわらず、いまだに電力危機は解消されていません」
「それに、国際通貨基金との交渉も再開しなければなりません。なるべく早く大統領を選ぶ必要があるのはこのためです。
レバノンは、あと数週間は(権力の空白に)耐えられるかもしれません。しかし、それ以上は無理です。
国も国民も、これ以上劣悪な状況に耐えることはできないのです。
レバノンで起きたすべての紛争は、対話によって解決されてきました。
我が国の安全は保たれており、レバノン国民は不和に油を注ぐ誘惑に負けるほど愚かではありません」
公開討論会の参加者たちは、ターイフ合意に忠実な人物をレバノンの新大統領に選ぶ重要性を強調した。
討論会にはヒズボラを除くレバノンのすべての政党から代表が参加し、政党「アマル」のエナヤ・エゼディーン議員も出席した。
デルバス氏はアラブニュースに次のように語った。
「討論会の開催は先を見越した動きであり、憲法の正当性を確認するとともに誰もターイフ合意を修正する気はないことを示すものです。
大統領候補のスレイマン・フランジェ氏が参加したこと、そしてキリスト教、スンニ派、ドルーズ派からバランスよく人選が行われたこと、さらに国連代表やミシェル・スレイマン元大統領が出席したことには大きな意味があります。
アル・ブハーリ氏はまた、フランスがターイフ合意を損なうようないかなる交渉も行う意図がない点を特に強調しました。
討論会のすべての詳細に意味があり、前向きな結果を生むでしょう」と彼は述べた。