
モガディシュ:イスラム教主義のアル・シャバブの戦闘員らがソマリアに在るアフリカ連合軍の基地を金曜日に襲撃したとアフリカ連合軍が発表したが、死傷者の有無は明らかにされていない。
アルカイダと関連のあるジハード主義勢力のアル・シャバブは、アフリカの角に位置する政情不安の国ソマリアにおいて、15年間以上にわたって聖戦主義的な反政府的軍事活動を繰り広げている。
首都モガディシュの南西120kmにあるブラマレルの基地が「アル・シャバブによる攻撃を受けた」と、ATMIS(アフリカ連合ソマリア移行ミッション)としてしられるアフリカ連合軍部隊がフェイスブックとツイッターに声明を発表した。
声明は「ATMIS部隊は、現在、治安情勢を確認中です」とだけ述べており、詳細は明らかにされていない。
最近数ヶ月間で、ソマリア軍と「マカウィズリー」と呼ばれる民兵組織がATMIS部隊と米国軍による空爆の支援を受け、紛争の耐えないソマリアの中央部の広大な領域を奪還した。
この政府側勢力の戦果にも関わらず、武装勢力のアル・シャバブは民間人や軍事目標に対して武力攻撃を継続している。
昨年の攻勢開始以来、アル・シャバブによる最大の攻撃は、モガディシュの教育省に対して2台の自動車爆弾によって行われた10月のもので、121人の死者を出した。
AFP