
リヤド:湾岸協力理事会(GCC)のジャシム・アル・ブダイウィ事務局長は、10日にモスクワで開催予定のGCCとロシアの間の第6回閣僚級戦略対話会合では「関係を強化し双方の利益を図ることを目指す」と述べた。
アル・ブダイウィ事務局長は8日の声明の中で、協力を強化するために、また地域・世界の多数の問題について意見交換する機会を提供するために、様々なテーマについて話し合う予定だと述べた。
また、GCCとロシアの関係は「際立った」ものだとしたうえで、「関係の強化と強固な絆の構築に向けて進みたいという(双方の)願望」を示すものとして、双方が2011年11月に戦略対話に関する了解覚書に署名したことに言及した。
さらに、GCCは加盟国首脳らの指示を通して、「GCCの地域・世界におけるプレゼンスの向上・強化のための努力として、国際社会の複数の関係者との戦略パートナーシップ確立によるあらゆる国や地域圏との協力・関係構築に向け常に取り組んでいる」と述べた。