
ジッダ—- サウジアラビアを出国する必要のある治療を受ける患者のプロトコルがサウジアラビア当局によって承認されたと、保健省が金曜日に発表した。
治療を目的として自費で海外旅行を望む患者は、保健省が設定した一定の条件を満たす必要がある。医療先進国の病院または専門施設の治療を受けられる承諾書を入手するのが第一条件だ。
第二に、保健省が認定した最近の医療報告書によれば、患者の症例がサウジアラビア国内での処置が不可能で、海外での治療を必要とするものでなくてはならない。
また、症例が、海外で治療を受けるために、サウジアラビア最高医療評議会の承認を受けた医療上の条件を満たしていることも必要である。
国費でサウジアラビア国外の病院に紹介された患者は、王室命令または最高医療評議会が発令する決議を受けなければならず、同伴者はふたりまでだ。しかし、評議会はそれぞれの症例に基づいて同伴者の数を決定することができる。
保健省は、申請を吟味し、承認された申請を内務省旅券総局に送り、必要な許可を得ると話した。
すべての申請は政府のプラットフォーム、「アブシャー」を介して電子的に完了することができる。
一方、サウジアラビアは、COVID-19関連で新たに26名が死亡したと発表した。これにより死者数は4,625名となった。
サウジアラビアの新たな感染者数は472名であり、これまでに332,329名が感染したことになる。12,068名の陽性患者がおり、そのうちの1,043名が重症だ。
保健省によれば、王国内で最多の患者数を記録しているのはメッカの86名で、マディーナは46名、ダンマンは32名となっている。
「新たに報告された症例の41%が女性であり、老人が4%、子供が12%、成人が84% である」と保健省は話した。
さらに、843名の患者がCOVID-19から回復しており、王国の回復者数の合計は315,636名となっている。
サウジアラビアはこれまでに6,275,557名のPCR検査を実施しており、直近の24時間で38,698名の検査を行った。
SPA