
アラブニュース
ドバイ:アントニオ・グテーレス国連事務総長は木曜日、国際的な腐敗防止ネットワークの設立におけるサウジアラビアの役割を称賛し、腐敗は国境を越えた重大な犯罪であることを強調した。
グテーレス事務総長は、「リヤド・イニシアティブ」は世界中の腐敗防止機関を結ぶグローバルなプラットフォームを確立し、新型コロナウイルスの余波に立ち向かうための重要な資金を提供するものになると述べた。
世界規模の腐敗防止ネットワークの成功は、提携機関同士の対話に依存しており、国境を越えたテロとの戦いにも取り組む必要があるとグテーレス事務総長は述べた。
ウィーンの国連本部で開催される総会では、「監視および腐敗防止局(ナザハ)」のマジン・ビン・イブラヒム・アル・カハムース局長が、サウジアラビア代表団を率いることになる。
「リヤド・イニシアティブ」は、G20加盟国と、国際刑事警察機構、エグモント・グループ、経済協力開発機構、金融活動作業部会、世界銀行、国際通貨基金といった汚職に立ち向かう国際的専門機関との提携で開発された。
「リヤド・イニシアティブ」ネットワークの主目的は、国境を越えた腐敗犯罪を撲滅するための迅速で効果的なツールを開発することだ。