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イランの支援を受けたグループがシリアのガスパイプラインを爆破:監視団が発表

2018年10月22日、シリア南部のアル・タンフ前哨基地。米政府関係者がAPに語ったところによると、米軍がダーイシュに対する広範な作戦の一環として部隊を訓練するために駐留を維持しているアル・タンフ駐屯地は、2023年10月19日にドローンによる攻撃を受けた。(AP写真/ファイル)
2018年10月22日、シリア南部のアル・タンフ前哨基地。米政府関係者がAPに語ったところによると、米軍がダーイシュに対する広範な作戦の一環として部隊を訓練するために駐留を維持しているアル・タンフ駐屯地は、2023年10月19日にドローンによる攻撃を受けた。(AP写真/ファイル)
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20 Oct 2023 02:10:46 GMT9
20 Oct 2023 02:10:46 GMT9
  • ダーイシュと戦うために2014年にシリアに入ったアメリカ主導の連合軍は、アル・オマール油田を含むいくつかの基地をシリアに設置している。
  • 今回の攻撃は、17日に数百人の死者を出したガザの病院への攻撃に続くものである。

ベイルート:イスラエルとハマスの戦闘で地域の緊張が高まるなか、イランに支援されたグループが19日、シリア北東部、米軍基地近くのクルド人支配地域でガスパイプラインを爆破した。戦争監視団体が伝えた。

シリア人権監視団(SOHR)は、「同グループは、米コノコ社のガス施設近くでガスパイプラインを爆破した」と述べた。監視団代表のラミ・アブデル・ラーマン氏はAFPに、爆発は米軍基地の近くで起きたと語った。

ダーイシュと戦うために2014年にシリアに入った米軍主導の連合軍は、シリア最大のアルオマール油田付近を含め、いくつかの基地をシリアに設置している。コノコ・ガス田にも基地は設置されており、いずれもクルド人支配地域にある。

爆発現場から炎が上がったと、シリア国内に大規模な情報網を持つ英国を拠点とする同監視団が発表した。死傷者は出ていないという。

18日には、アメリカ中央軍(CENTCOM)は、過去24時間の間にイラクで2機のドローンを撃墜、3機目を損傷させたが、部隊の兵士一名が「軽症を負った」と発表した。

米軍はドローンを発射したのが誰かは明らかにしなかったが、親イランのグループは、ハマスとの戦争において米国がイスラエルを支援しているため、イラク駐留の米軍を攻撃すると脅している。

イラクとシリアで発生した攻撃は、17日に数百人の死者を出したガザの病院への攻撃に続くものだ。ハマスはこの攻撃についてイスラエルを非難しているが、イスラエルは、攻撃は別のパレスチナ武装グループによるものだと述べている。

この病院攻撃は地域全体に怒りを引き起こし、アラブ諸国の首都ではパレスチナ人を支持し、イスラエルを非難する数千人規模のデモが行われた。

ガザは、10月7日に起こったハマス過激派による攻撃への報復として、イスラエルからの絶え間ない砲撃を受けている。イスラエルは、民間人を中心に少なくとも1400人が殺害されたと発表している。

イスラエル軍によれば、軍がハマス戦闘員の侵入地域を制圧するまでに、衝突で約1500人のハマス戦闘員が死亡したという。

パレスチナ保健省によれば、イスラエルによるガザ空爆により、パレスチナ人3700人以上が死亡した。

AFP

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