
ニューヨーク:サウジプレスエージェンシーが木曜日に伝えたところによると、サウジアラビアの国連常駐代表アブダラ・アル=ムアリミ氏がパレスチナ人民連帯国際デーの高官レベル会議に出席した。
この会議への出席は、パレスチナ人民の権利は正当かつ不可侵であるとサウジアラビアが確信していることを強く示すものである。
「パレスチナ人民の不可侵の権利行使に関する委員会」委員長への書簡においてサウジアラビアは、同国はパレスチナの大義を大いに尊重していると述べた。
同書簡でサウジアラビアはまた、同国は現在の紛争の継続には何らの正当性も認めないと述べた。パレスチナ人民は自己決定の権利及び1967年国境線に沿った独立国家 (首都エルサレム) 建設の権利を有しておりこれを行使する必要があるという点についてはアラブ和平イニシアティブ及び国連決議に基づき国際的コンセンサスが成立しており、サウジの立場はこれを踏まえてのものである。
サウジはイスラム教聖域の擁護者として、ハラム・アル=シャリフ (神殿の丘)とアル=アクサーモスクへの攻撃を強く非難し、神聖な場所の歴史的・宗教的アイデンティティと法的地位に変化をもたらすあらゆる行為を糾弾した。
サウジは、パレスチナの人々は長期にわたる不当な占領、専制的政策、人種差別的抑圧、不法入植による侵入に苦しんできたとし、彼らの堅忍不抜の姿勢、土地、子ども、尊厳を守るための苦闘を称えた。
サウジはパレスチナの人々への支援により今後もパレスチナの大義と連帯し、彼らの直面する難局に対する恒久的解決を見出すため全力を尽くすと約束した。
SPA