
アラブニュース
リヤド: サウジアラビアの民間防衛局は、3日、サウジアラビアの数ヶ所の地域に対し、4日〜8日まで気象警報を発令した発表した。
今回の警報は、サイクロン「シャヒーン」がオマーンで洪水と地滑りを引き起こし、3人が死亡したことを受け発令された。
当局は、サウジアラビア上空の低気圧により、強風と中程度〜大雨を伴う雷雨が発生し、首都リヤド、東部州、メッカ、アシル、ナジュラーンに集中豪雨をもたらす可能性があるとの警告を出した。
予報では、低気圧は4日と5日に東部州で中程度〜大雨をもたらした後、5日と6日にはリヤドの一部の地域へと移動するとみられている。また、アシル、ナジュラーン、メッカでは6日と7日に中程度の雨が降る見通しである。
今回の警報は、国立気象センターから送られてきたデータに基づいて発令されている。
また同センターは3日にもジーザーン、ナジュラーン、タイフ、アシルに大雨、視界不良、地上風、ひょう、集中豪雨などの気象警報を発令している。
民間防衛局は、激しい気象状況に警戒し、洪水となる可能性のある場所には近づかないようにし、民間防衛局の指示とメディアやソーシャルメディアを通じて発表された最新情報に従うよう国民に呼びかけた。
一方、東部州の地方自治体では、雨季の計画の見直し行い、貯水設備の排水準備を整えるための会合を開いた。.