
アラブニュース
ジッダ:サウジアラビアの刑事裁判所は日曜日、先月リヤドで公演中のスペインの劇団をナイフで襲撃した罪で、イエメン人男性に死刑を宣告したと、サウジ国営テレビ「アルイフバリヤ(Al-Ekhbariya)」が伝えた。
男は襲撃の前に、マスク姿の自分を携帯電話で撮影し、暴力行使を呼びかける内容を含む詩をよみ上げていた。その後男はWhatsAppを介してその動画を公開した。
男が舞台に飛び上がり被害者を襲っている瞬間を撮影した動画がソーシャルメディアに出回った。動画には、 警備員が男に組み付いて取り押さえる様子が映っている。
裁判所はまた、この11月11日の襲撃の共犯者一人に懲役12年6カ月の刑を宣告した。サウジアラビア政府は襲撃に過激派グループのアルカイダが関係していると見ており、スペイン政府は4人の出演者が負傷したと述べている。