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リヤド:サウジアラビア国防省とサウジアラビア軍需産業総局(GAMI)は、スペインのナバンティア社と、サウジアラビア王国海軍のために多数のマルチミッション戦闘艦を取得・建造する契約を締結したと、12月1日木曜日に国営サウジ通信(SPA)が報じた。
契約の調印式には、サウジアラビアのハーリド・ビン・サルマン国防相とスペインのマリア・レイエス・マロト産業・商業・観光相が出席した。
ハーリド王子はツイッターで、今回の合意はサウジ国防省の能力を強化するムハンマド・ビン・サルマン皇太子の構想の中に含まれるものだと述べた。
「この基本合意契約書は、我が国の軍需産業を現地化し、国防省の能力を強化し、我が国と地域の安全を確保するという皇太子殿下・首相のビジョンを実現するための最新の取り組みである」と同氏は述べた。
この契約は、サウジアラビア海軍の即応性を高め、地域の海上安全保障を強化し、サウジアラビアの重要かつ戦略的な利益を守り、国防省の作戦・戦術目標を支援することを目的としている。
本契約に基づき、ナバンティア社は、サウジ・ビジョン2030の目標に沿って、海軍の造船、戦闘システムの統合、船舶保守を最大100%まで現地化する予定である。
また同社は、新造船への戦闘システムの統合、システムおよびハードウェアのエンジニアリングと設計、ソフトウェアの開発にも力を入れている。
また、試験、システム検証、プロトタイプ、シミュレーション、後方支援、トレーニングプログラムの設計もこの契約の範囲に含まれる。