
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアはミサイルや民兵でイランを標的にすることはしておらず、したがってイスラム共和国もそうしたことはやめるべきだと、王国のアデル・アル・ジュベイル外務大臣は金曜日、ハンガリーでの記者会見で語った。
アル・ジュベイル氏は、イランの人々は「歴史的に穏健」であるが、現政権が「国をハイジャックした」と付け加えた。
ハンガリーの外務貿易大臣との共同記者会見で、アル・ジュベイル氏は、イランに制裁が課されたのは「この地域でのイランの行動による」もので、サウジアラビアが望んだからではないと述べた。
ドナルド・トランプ米大統領がワシントンでイスラエルの指導者を迎え、棚上げにされていた中東和平計画の詳細を明らかにする準備を進める中、アル・ジュベイル氏は、「王国はイスラエルとは国交がなく、国連安保理決議に従って2か国解決を支持している」と語った。
彼は、サウジアラビアはイエメンでの戦争を望んでおらず、政治的解決を模索しているとも付け加えた。
一方、サウジアラビアのハーリド・ビン・サルマン国防副大臣は「イランは革命を輸出したがっている」し、また「拡張政策のイデオロギー」を持っていると語っている。
金曜の夜にアル=アラビーヤで放送されるヴァイス・メディアとのテレビインタビューで、ハーリド王子は次のように付け加えた。「イランは、この地域の他の国々をパートナーではなく、イランの拡張政策プロジェクトの配下に位置づく事を望んでいます。大きな違いは、私たちは今後我々を前進させるビジョン2030を持っていますが、彼らはこの地域とサウジアラビアを後退させようとするビジョン1979を持っているのです。」
彼はまた、イランとその民兵が地域の安全を脅かしているとも語った。