
アラブニュース
ジェッダ:サウジアラビアは、映画、ファッション、音楽、歴史遺産、芸術などの分野の発展を促進するため、11の新しい文化担当部局を設立する予定である。
文化省によれば、ライフスタイルとしての文化を促進することにより、経済成長に貢献し、サウジの国際的な地位を高めることを目指しているという。
財政的および行政的に独立した新しい担当部局の創設は、火曜日、閣議でサルマン国王により承認された。
文化大臣であるバドル・ビン・アブドラ・ビン・ファルハン王子が、次の担当部局の理事会を統括することとなる:文学・出版・翻訳、ファッション、映画、歴史遺産、建築・設計、視覚芸術、博物館、劇場・舞台芸術、図書館、音楽、料理。
文化的サブセクターを組織化し開発することに加え、新しい担当部局は、そこで活動する個人や組織を支援し奨励するとともに、新たな品質と効率の基準を設定し、サウジビジョン2030の改革の一環として、省庁の目標達成に貢献する予定である。
劇場・舞台芸術を担当する部局は、劇場、その資金調達および投資、職業訓練プログラムと専門的資格認定の採用などを促進し、推進する責任を担うことになる。
文化省は、映画委員会を通じて、サウジアラビアの映画部門と制作環境の発展に取り組み、国内の映画製作に関わる人材を発掘、支援、強化することになる。
文学・出版・翻訳担当部局の仕事には、著作者の支援、著作権の保護、創造的な環境・トレーニング・投資機会の開発などが含まれる。
音楽担当部局は、音楽芸術を専門とする産業の確立、ライセンスの付与、サウジの音楽部門のデータベースの創設を行う予定である。