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ハマス、来週にも停戦協議再開と発表 ラマダン前の停戦は困難か

上はガザ地区のイスラエル軍。ハマスとイスラエルの停戦交渉は、6週間の停戦提案の条件をめぐって暗礁に乗り上げている。(イスラエル軍/AFP)。
上はガザ地区のイスラエル軍。ハマスとイスラエルの停戦交渉は、6週間の停戦提案の条件をめぐって暗礁に乗り上げている。(イスラエル軍/AFP)。
2024年3月5日、ガザ地区南部ハーン・ユーニスのハマド・シティ地区を脱出する際、イスラエル軍の横を通り過ぎる際、荷物を持った避難民のパレスチナ人女性たちがその場しのぎの白旗を掲げる。(AFP=時事)
2024年3月5日、ガザ地区南部ハーン・ユーニスのハマド・シティ地区を脱出する際、イスラエル軍の横を通り過ぎる際、荷物を持った避難民のパレスチナ人女性たちがその場しのぎの白旗を掲げる。(AFP=時事)
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08 Mar 2024 12:03:29 GMT9
08 Mar 2024 12:03:29 GMT9
  • イスラム教の聖なるラマダン(断食月)前に調停者が合意を仲介する可能性は極めて低い

カイロ:ハマス側は木曜日、代表団がカイロを出発し、ガザ停戦と人質解放に関する協議は来週再開されると発表した。

エジプト政府高官は以前、交渉はハマスが要求する段階的な戦争終結プロセスをめぐって暗礁に乗り上げたと述べていた。しかし、彼らは日曜日に始まると予想される、非公式な期限として浮上しているラマダン前の合意を否定しなかった。

ハマスのジハード・タハ報道官は、イスラエルは「停戦、避難民の帰還、侵攻地域からの撤退を約束し、保証することを拒否している」と述べた。しかし彼は、協議はまだ継続中であり、来週再開すると述べた。イスラエルからのコメントはない。

米国、エジプト、カタールは、6週間の停戦と、イスラエルに収監されているパレスチナ人と引き換えにガザに拘束されている40人の人質の解放に関する合意を仲介しようと数週間努力してきた。

エジプト当局者によると、ハマス側は第一段階としてこのような合意の主要条件に合意したが、最終的により恒久的な停戦につながるという確約を望んでいるという。

ハマス側は、イスラエルの完全撤退なしには、残りの人質をすべて解放することはできないとしている。パレスチナの武装勢力は、戦争の引き金となったハマスの10月7日のイスラエルへの攻撃で捕らえられた約100人の人質と30人の遺体を拘束していると考えられている。

ハマス側はまた、残りの人質と引き換えに、終身刑に服している過激派幹部を含む多数の囚人の釈放を要求している。

イスラエルは、停戦後もハマス殲滅を目標に攻勢を再開するつもりだとして、これらの要求を公に否定している。

エジプト政府関係者によれば、イスラエルは交渉をより限定的な合意にとどめたいと考えているという。彼らはメディアとの交渉について話すことを許可されていないため、匿名を条件に話した。両当局者によると、仲介者はまだ両当事者に立場を軟化させるよう圧力をかけているという。

ラマダンは夜明けから夕暮れまでの断食月で、エルサレムの主要な聖地へのアクセスをめぐってイスラエルとパレスチナの緊張が高まることが多い。ラマダンは日曜日に始まると予想されているが、月暦の月の始まりは月の出方次第である。

AP

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