
パリ:UAE柔術代表チームがグランプリ・パリ・オープン2023で16個のメダルを獲得し、圧倒的な強さを見せた。
ムバダラ社がスポンサーとなっているUAE柔術代表チームは、大会2日目だけで金メダル2個、銀メダル3個、銅メダル5個と、10個のメダルを獲得する好成績を収めた。
バルキース・アブドゥルカリム(45 kg)、アブドゥラ・アルクバイシ(94 kg)が金メダルを獲得し、23日日曜日のUAEチームのメダル獲得を力強く牽引した。そのほか、アイシャ・アル・シャムシ(45 kg)、ファラジ・アラウラキ(77 kg)、ハッザ・ファルハン(94 kg)がそれぞれ表彰台に上がり、銀メダルを獲得した。
さらに、UAEチームはハムダ・アルシュケイリ(48 kg)、アスマ・アルホサニ(52 kg)、ファイサル・アルケトビ(85 kg)、サイード・アルクバイシ(85 kg)、アマール・アルホサニ(94 kg)が勝ち取った5つの銅メダルを獲得した。
UAE柔術連盟のファハド・アリ・アル・シャムシ事務局長は、「常に国民の希望と願望に応えている」と、受賞者たちの功績を称えた。
同事務局長は次のように語った。「祝祭期間中の代表チームのプレーぶりは、私たちに幸福と喜びをもたらしました。我が国の若者たちは、様々なスポーツイベントにおいて我が国の指導的地位を確固たるものとするために責任を負い、尽力することで最高の模範を示しています」
「グランプリ・パリ・オープン2023への参加は適切なタイミングであり、代表チームの技術レベルが常に進化していることを示しました」
また同事務局長は、「彼らには、世界の柔術の舞台でより多くの成功と成果を達成することにつながる、同じ精神、忍耐と決意で、今後のイベントに立ち向かう準備が万端に整っています」とも述べた。
チームの責任者であるヤセル・アルクバイシ氏は、次のように語った。「私たちの野望がもっと大きいものであるにしても、特に金メダルを獲得した点では、代表チームは素晴らしい成績を残してくれました」
また同氏は、「代表チームの技術と能力の理想的なバランスは、今後のさらなる成功の原動力となるはずです」とも述べた。
アルクバイシ氏は次のように述べた。「大会に参加したことで目標を達成し、チャンピオンたちは多くの経験を積むことができました。現在の準備段階において選手たちは特にトレーニングに力を入れ、パフォーマンスの発展を持続させるためテクニカルスタッフの指示の実践に励み、非常に良い成績を上げました」
金メダリストのアブドゥルカリム選手は次のように語った。「この国際大会で快挙を成し遂げ、UAEのメダル獲得数を伸ばせたことを大変嬉しく思っています。テクニカルスタッフの指導に従い指示を忠実に守ることで、多くの経験豊かな選手たちを凌駕することができました。今回の大会は、今後の大会に向けた重要な準備段階であり、今後も目標の実現に向けた道筋を歩んでいきたいと思います」
一方、アルクバイシ選手は次のように語った。「表彰台で国歌が16回流れるのを聴いて、UAEにおける柔術の発展がはっきりと分かりました。UAEの選手たちは、どこの大会でも手強い存在になっています」