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イラン、拿捕したギリシャ船籍タンカーをケシュム島に移動

イラン革命防衛隊は5月27日、米国がイラン産原油を押収したことへの報復として、ギリシャ船籍のタンカー2隻を拿捕していた(AFP)。
イラン革命防衛隊は5月27日、米国がイラン産原油を押収したことへの報復として、ギリシャ船籍のタンカー2隻を拿捕していた(AFP)。
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04 Jun 2022 04:06:25 GMT9
04 Jun 2022 04:06:25 GMT9

アラブニュース

  • このタンカーはこれまでララク島に置かれていた
  • 2隻目のギリシャ船籍タンカーは、イランのバンダルアバス沖で停泊と報道

ドバイ:イランが拿捕した2隻のギリシャ船籍タンカーの1隻である「デルタ・ポセイドン」がケシュム島の北東海岸に移動させられた。海上輸送監視サービス「TankerTrackers.com」が4日、伝えた。

このタンカーは、これまで置かれていたララク島から移動させられた。ララク島は1987年以来イラン有数の石油輸出地点だ。

「この2隻のタンカーは現在、ほんの1海里離れたところにある」と、原油輸送・貯蔵を追跡するTankerTrackers.comはツイッターに投稿した。

2隻目のギリシャ船籍タンカー「プルーデント・ウォリアー」は、イラン南岸のバンダルアバス沖に停泊していると報じられている。

「この2隻は、イラン革命防衛隊に拿捕されている間、ここにとどまると予想している」とTankerTrackers.comは発表した。

イラン革命防衛隊は 5月27日、アラビア湾海域にいた2隻を拿捕した。これは、ギリシャ沖で船に積まれていたイラン産原油を米国に押収され、返還されていないことへの報復だ。

イランに厳しい制裁を課している米国が原油の貨物を押収する前に、ギリシャ当局は南部エビア島の海岸の近くでイラン船籍の「ペガス」を押収していた。

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