
兵庫県は6日、宝塚歌劇団(同県宝塚市)の出演者やスタッフら計7人について、新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表した。歌劇団関係者の感染は計11人となり、県はクラスター(感染者集団)とみている。
歌劇団によると、新たに感染が分かったのは花組の出演者5人、スタッフ2人。7月17日に始まった宝塚大劇場(同市)での公演「はいからさんが通る」は、出演者1人が体調不良を訴えたため今月2日に中止した。出演者、スタッフ計237人全員がPCR検査を受け、225人が陰性、1人が結果待ちという。
歌劇団は6日、新たに星組でも出演者1人の陽性が判明したと発表した。東京宝塚劇場での星組公演は7日から当面、中止する。
JIJI Press