
アラブニュース・ジャパン
月曜日、在イエメン臨時代理大使の東和広氏は、リヤドでUNDP(国際連合開発計画)イエメンのアウケ・ルーツマ居住者代表と面会した。
この当局者2人は、アデン港の効率性改善に向けた4億8,400万円(約330万ドル)に上る無償資金協力プロジェクトについて意見を交わした。
このプロジェクトは、アデン港の貨物上屋改修とコンテナ管理デジタル化のための設備提供により、貨物取扱の迅速化と貨物輸送コスト削減を目指しており、将来のイエメン再興支援に貢献するものだ。
またプロジェクトでは、暫定的な首都であるアデンの機能強化を目的としたイエメン政府の取り組みも支援する。
日本は、イエメンにおける平和と安定実現のため,国連および関係各国と協力し、引き続き積極的に取り組んでいくことを確認した。
紛争により他の港へのアクセスが困難であることから、アデン港に入港する貨物船の数は増加しており、アデン港は、同国の商業および人道支援活動にとって不可欠な海洋施設となっている。
しかし、貨物を円滑に処理するためには現在のアデン港の施設は不十分であり、同国に輸入される商品の価格上昇に繋がっている。