

アラブニュース・ジャパン
東京:日本の急進的な左派学生や労働組合員が金曜日、東京・新宿でジョー・バイデン米大統領と岸田文雄首相の会談に抗議するデモを行った。
デモ隊はワシントンでこの日行われた日米首脳会談を批判するスローガンを叫んでビラを配り、岸田氏とバイデン氏は「日本を戦争する国に変えた」と非難するとともに、「戦争を容認する憲法改正阻止」を訴えた。
岸田氏の訪米は、5月に予定される広島サミットを見据えG7諸国をめぐる外遊の一環。
学生らは、南西諸島の軍事化をはじめ、日米が「新しい形の軍事帝国主義」を推進しているとして非難した。
労働組合側は、国防予算の増大にともなう税金や生活費の増加など国民の家計への負担増を指摘した。また、「中国を侵略者として描こうとするプロパガンダ」であると主張してこれを非難した。
デモの参加者たちは、「沖縄で米軍と自衛隊が共同で弾薬庫を管理する米海兵隊と自衛隊の新たな取り決めに反対する」と語った。