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自民、道府県議選で過半数=維新倍増、大阪府市も勝利―公明「全員当選」逃す

道府県議選は岩手、宮城、福島、茨城、東京、沖縄を除く41道府県で実施された。(AFP)
道府県議選は岩手、宮城、福島、茨城、東京、沖縄を除く41道府県で実施された。(AFP)
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10 Apr 2023 01:04:11 GMT9
10 Apr 2023 01:04:11 GMT9

統一地方選前半戦として9日に投開票が行われた41道府県議選と17政令市議選は10日、全議席が確定した。道府県議選では、自民党の当選者が1153人に上り、前々回と前回に続き総定数の過半数を占めた。日本維新の会は地域政党「大阪維新の会」を合わせると124議席で、選挙前から倍増。大阪では、大阪維新が府議会と大阪市議会で過半数に達した。一方、公明党は愛知県議選や大阪市議選で落選者が出て、全員当選の目標を達成できなかった。

道府県議選は岩手、宮城、福島、茨城、東京、沖縄を除く41道府県で実施された。自民は、高額献金などが問題視された世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と一部議員の関係が表面化したものの順調に議席を獲得。24議会で過半数を占めた。ただ、大阪維新の攻勢を受けた大阪府議選では、定数の1割に満たない7議席にとどまった。

日本維新は、北海道や栃木、神奈川などで新たに議席を獲得。主な地盤としてきた関西以外の地域でも党勢を拡大させた。大阪では、大阪維新が府議選(定数79)で55議席、大阪市議選(同81)で46議席に達した。同市議会で過半数を得たのは初めて。府と市の両首長選も制し、行政運営の主導権をさらに固めた。

立憲民主党は185議席で、自民に次ぐ「第2党」となった。共産党は新潟、福井、静岡、福岡、熊本の5県で議席を失った。自民、立民以外の党派別当選者数は、日本維新69、公明169、共産75、国民民主党31、社民党3、参政党4、大阪維新を含む諸派78、無所属493だった。れいわ新選組は議席を獲得できなかった。

政令市議選は仙台、静岡、北九州を除く17市で行われた。党派別では自民292、立民112、日本維新72、公明171、共産93、国民14、社民4、参政3、大阪維新を含む諸派92、無所属152。 

時事通信

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