
カーミシュリー: この地域のクルド準自治政権のシリア当局者によれば、800名のイラク難民が木曜日にシリア北東部から帰国し、さらに数百名が帰国する見込みだ。
シリア人権監視団は、最初の集団がバスでアル・ヤルビヤー国境検問所を通過して出発したと話した。
シリアのクルド情報筋がAFPに話したところによれば、イラク政府は「計800家族の帰国に同意した」。また、同情報筋は、その多くが、ダーイシュがイラクで勢力を拡大してからシリアに避難を求めたイラク人であると言い添えた。
難民は、シリアの北部および北東部地域を支配下に置くクルド人主導の軍隊の統制下で、イラクに面する国境沿いの村で生活を送っていた。
イラク治安部隊高官筋の話では、治安部隊は「安全上の理由で、昨年から難民の身元の確認を行なってきた」。
「難民はシリアの困難な経済状況に苦しんできた。」
子供をはじめとして、聖戦戦士の親戚はシリア北東部のクルド統制下のキャンプに留め置かれており、最も大規模なアル・ホルには、住む場所を追われた人々や難民が約56,000名いる。
昨年以来、イラク当局は、何百ものイラク人家族をアル・ホルから強制帰国させている。
ダーイシュは、2014年から2017年までの間に、イラクの広大な地域を支配下に置いていた。
米国が支援するクルド人主導の軍隊は、2019年にシリアにおけるダーイシュの領土の最後の要塞を制圧した。