
ドバイ:イランで拘束中の米国人の解放手続きについて、イラン外務省のナセル・カナニ報道官は8月21日の記者会見で、最大2か月かかる見込みだと述べた。
カナニ報道官によると、「関係機関から明確な時間枠が示された。解放手続きには最長2か月かかる見込みだ」とのことだ。
今月これまでに、イランと米国の両政府は、イランで拘束中の5人の米国市民を解放し、韓国で凍結されていた60億ドル相当のイランの資産の凍結を解除する旨の合意に達していた。
8月21日の韓国メディアの報道によると、韓国で凍結されていたイランの資産は先週、イランへの交換と転送に向けて、スイスの中央銀行に移管されたとのことだ。
イランによると、米国政府も米国の刑務所から一部のイラン人を解放する予定であるとのことだ。
イランは、テヘランのエヴィン刑務所で拘束中だった4人の米国市民を自宅軟禁に切り替えた。5人目はすでに自宅軟禁中だった。
ロイター