
アラブニュース
リヤド:ラマダンが14日に始まる。サウジアラビア最高裁が13日に発表した。
コロナウイルスのパンデミック対策の下でラマダンが行われるのは、今年で2回目となる。
ウイルスの感染拡散を防ぐため、メディナの預言者モスクには、ワクチンを接種したか、免疫がある礼拝者のみ入場でき、ラマダン中に許可なくメッカの大モスクでウムラを行った巡礼者には高額の罰金が科せられる。
大モスクと預言者のモスクに入るためのウムラ許可証と訪問許可証により、ラマダン月の運営能力が改善されることになる。
これらの許可証は、2回のワクチン接種を受けた人、1回目のワクチン接種を受けて14日が経過した人、または、ウイルスに感染して回復した人に認められる。
500万人以上がワクチンを接種している中、今回の命令は、1年前よりも多くの人が聖地に行けるということだ。
パンデミック以前、毎年ラマダン期間中は、聖なるモスクでの礼拝の祝福を求めて世界中から巡礼者が王国に到着するため、メッカとメディナは訪問者でいっぱいになっていた。
世界中の16億人以上のイスラム教徒が、夜明けから日没まで飲食を控えるこの月を迎える。