



アラブニュース
リヤド:サウジ通信社(SPA)の29日早朝の報道によると、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子はパリへの公式訪問を終えた後、フランスのエマニュエル・マクロン大統領に感謝の電報を送った。
「友好的な閣下の国を去るにあたり、私と代表団が受けた暖かい歓迎とおもてなしに対し、閣下に心からお礼を申し上げます」と、皇太子が述べた。
「閣下との協議に臨み、私は両国が共通して持つ願いを確認いたしました。それは、二聖モスクの守護者サルマン・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード国王と閣下のご指導の下、あらゆる分野で両友好国の戦略的パートナーシップを強化し、共通関心事項についての連携と協議を続けていくという願いです。これは、両国とその友好的国民に利益をもたらし、この地域の安全と安定を強化すること目指しています」
2国間協議では、2国間の戦略的パートナーシップを強化するという共通の願いが重視されたと、ムハンマド皇太子が述べた。
会議では、両国と国民の利益のため、また地域の安全と安定の促進のため、あらゆる分野で両国が連携と協議を続けることの重要性が話し合われたと、皇太子が述べた。
皇太子は電報の締めくくりで、マクロン大統領の健勝と多幸、そして「フランスとフランスの友好的な国民に更なる発展と繁栄を」祈った。
皇太子はギリシャに2日滞在した後、28日にパリに到着した。
28日夜、皇太子は、フランスの大統領公邸であるエリゼ宮でマクロン大統領の歓迎を受け、広範な議題の会議に臨んだ。フランスの大統領はその後、ムハンマド皇太子と随行員のために私的な晩餐会を主催した。
ムハンマド・ビン・サルマン皇太子はまた、ユネスコ(国連教育科学文化機関)事務局長と会い、サウジの文化事業構想やユネスコとの協力向上について話し合った。