
【シリコンバレー時事】米テクノロジーメディア「インフォメーション」は26日、ソフトバンクグループが中国企業傘下の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業買収に関与することを協議していると報じた。既に買収交渉中の陣営に参加するのか、新たな陣営を形成するのかは明らかになっていない。
ティックトックをめぐっては、米IT大手マイクロソフトが買収の意向を表明。米ソフトウエア大手オラクルもティックトック親会社の中国・字節跳動(バイトダンス)に出資する米投資会社と組んで名乗りを上げたとされる。各陣営は、今週末をめどに買収案を提示する。
ソフトバンクGは、バイトダンスの少数株主。トランプ大統領は、ティックトックの米事業について、安全保障上の脅威を理由に米企業への売却を求めており、ソフトバンクGが買収を主導する公算は小さい。
JIJI Press