リヤド:ダンマンに本社を置くイースト・パイプス(East Pipes Integrated Co. for Industry)は、サウジのエネルギー大手アラムコとの間で、同国内の主要プロジェクト向けの鋼管の製造・供給に関する4億4000万サウジリヤル(1億1700万ドル)以上に相当する契約を締結した。
スパイラル鋼管メーカーであるイースト・パイプスは、サウジ証券取引所(タダウル)に提出した書類の中で、全ての契約業務は13ヶ月以内に完了する予定であるとしている。さらに、この契約の財務的影響は2024/2025会計年度の第2四半期と第3四半期に明らかになると強調している。
2010年創業のイースト・パイプスは、ヘリカルサブマージアーク溶接鋼管の大手メーカーの一つで、同社のウェブサイトによると、年間生産能力は50万トンに達する。
タダウルに提出された書類によると、同社は5月にもアラムコとの間で鋼管の製造・供給に関する18億サウジリヤル相当の大きな契約を締結している。