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サウジアラビア観光大臣、2030年までに25万室分の新ホテル建設を計画と語る

アフメド・アル・カティーブ観光大臣。シャッターストック
アフメド・アル・カティーブ観光大臣。シャッターストック
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07 Feb 2024 06:02:31 GMT9
07 Feb 2024 06:02:31 GMT9

ナディン・ハッサン

リヤド:サウジアラビア観光大臣によると、同国は2030年までにホテルの客室25万室を新たに加える計画で、民間部門がそのうち7万5,000室を建設する契約を締結する。

リヤドで開催された民間セクターフォーラムの閣僚パネルセッションでアフメド・アル・カティーブ観光大臣は、2023年末以降、王国のホテル総客室数は28万室に達したと語った。

「客室とプロジェクトの質はたいへん優れており、王国は世界で最高の部類に入るだろう。2030年の目標はホテル客室数約55万室だ」と同大臣は述べ、「今や国内総生産(GDP)への寄与度は10%に迫り続け、非石油GDPへの寄与度は7%に達している」と付け加えた。

アル・カティーブ大臣はまた、サウジアラビアが2030年までに観光客1億人を誘致するという当初の目標を超えたと発表し、同国が国内旅行者7,700万人、海外旅行者2,700万人、合わせて1億人超の観光客を迎え入れたことを明らかにした。

そして、「観光客数1億人の目標を達成した際、皇太子は1億5,000万人の達成を指示された。目標は高くなり、引き続き国内から8,000万人、海外から7,000万人の観光客1億5,000万人を達成すべく、現在戦略の策定に取り組んでいる」と述べた。

さらに、「2019年には約1,000万人の巡礼者が訪れ、昨年は海外からの巡礼者が2,700万人に達し、その支出額は1,000億リヤル(266億7,000万ドル)を超えた」と付け加えた。

セッションの際、アル・カティーブ大臣はさらに、紅海にある12件ほどのリゾートが1年半以内に開業すると語った。

同大臣によると、ジェッダセントラルプロジェクトは防空目的で使用されていた土地だが、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子はこのウォーターフロントを国民が利用できるように移転を指示したという。

アル・カティーブ大臣は、「ジェッダプロジェクトは、その約500万平方メートルの敷地に建設され、その費用は750億リヤルに達するだろう」と述べた。

そして、「民間セクターの事業には2つのフェーズがある。第1フェーズは2027年に開業予定だ。このプロジェクトにはショッピング施設とホテルが含まれており、昨日、我々は120億リヤル相当の契約の調印を祝った。ジェッダの観光業の大きな支えになることを期待している」と付け加えた。

アル・カティーブ大臣はさらに、このプロジェクトは王国初上陸となる有名ホテルを引き付けており、「間もなく契約を締結し、発表する予定だ」と語った。

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