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サウジ大臣、世界経済の不確実性に対抗するため「断固とした金融政策」を求める

ワシントンで講演するムハンマド・・アル・ジャダーン大臣。X/@MAAljadaan
ワシントンで講演するムハンマド・・アル・ジャダーン大臣。X/@MAAljadaan
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19 Apr 2024 01:04:50 GMT9
19 Apr 2024 01:04:50 GMT9

アラブニュース

リヤド: サウジアラビアの財務相は24日、不透明な経済状況を乗り切るためには、世界全体で「断固とした金融政策」が必要だと強調した。

ムハンマド・アル・ジャダーン財務相は、ワシントンで開催されたIMFの2024年春季総会で演説し、不確実性が続く中、このような断固としたアプローチが回復力と持続可能性を強化すると指摘した。

同氏は、クリスタリナ・ゲオルギエワIMF専務理事とともに、中東・北アフリカ・アフガニスタン・パキスタン地域の財務大臣・総裁会議に出席した。

「私はまた、グローバル・ソブリン・デット・ラウンドテーブルに参加し、すべての債権者の間で公平な待遇を保証する明確かつ公正な枠組みを確立することにより、待遇の比較可能性を強化することの重要性を強調した」と、アル・ジャダーン大臣はXへの投稿で述べた。

さらに同大臣は、サンパウロでブラジル議長国として開催された第2回G20財務大臣・中央銀行総裁会議にも参加した。同大臣は、効果的な気候変動対策には全体的なアプローチが必要だと強調した。

そのためには、「革新的な技術を使って排出量を管理するなど、気候問題に対処するための解決策の多様性を認め、多様なセクターを統合する」ことが必要だと述べた。

アル=ジャダーン氏はまた、スタンダード・チャータード銀行のホセ・ヴィナルス会長とも会談し、地域経済と世界経済の見通しについて話し合った。

また、スペインのカルロス・ケルポ経済・貿易・企業大臣とも会談し、両国間の関係強化について話し合った。

さらにアル・ジャダーン氏は、BNPパリバのジャン・ルミエール会長、公的機関カバレッジのグローバル・ヘッドであるローラン・ルベック氏、デット・キャピタル・マーケットのヘッドであるアレクシス・タフィン氏と会談した。

会談では、サウジアラビアにおける進展や、投資誘致や代替金融に関する問題について話し合われた。

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