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都道府県ごと死者数集計終了=新型コロナ、5類後方針―厚労省部会

新規感染者については、5類への引き下げに伴って指定された医療機関による「定点把握」に移行し、流行状況が毎週1回公表される見通し。(AFP)
新規感染者については、5類への引き下げに伴って指定された医療機関による「定点把握」に移行し、流行状況が毎週1回公表される見通し。(AFP)
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12 Apr 2023 05:04:21 GMT9
12 Apr 2023 05:04:21 GMT9

厚生労働省の専門部会は12日、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを「5類」に引き下げる5月8日以降、コロナの死者数を人口動態統計を用いて把握する方針を了承した。都道府県ごとに死者数を集計・公表していた従来の方法は原則終了する。

人口動態統計は、自治体に提出された死亡届を基に厚労省が集計しており、同省によると死者数の公表には2カ月程度かかる見通し。このため5月8日以降も、一部自治体から死者数を収集し、例年の統計から死者数がどれだけ多いかを見る「超過死亡」を1カ月以内にまとめ、実態を迅速に把握する。 

専門部会の委員からは「オミクロン株の流行後、死者の死因が変化している。どういう場合にコロナによる死亡と判断してよいのか基準を示してほしい」などの意見が出た。

これまでは、医療機関や保健所が死亡日や死者の年代などを自治体に報告。それに基づいて都道府県の死者数が公表されてきた。

新規感染者については、5類への引き下げに伴って指定された医療機関による「定点把握」に移行し、流行状況が毎週1回公表される見通し。

時事通信

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