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ガザで「前例のない人道的大惨事」が起きている：国連機関
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16 Oct 2023 03:10:37 GMT9
16 Oct 2023 03:10:37 GMT9
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エルサレム：パレスチナ難民を支援する国連機関は、イスラエルがパレスチナのガザ地区を空爆したことにより、この地区内で「前例のない人道的大惨事」が生じていると述べた。
国連パレスチナ難民救済事業機関（UNRWA）のフィリップ・ラザリーニ事務局長は記者団に対し、次のように語った。「この8日間、ガザ地区には1滴の水も、1粒の小麦も、1リットルの燃料さえも入ることが許されていません」
「そして今日をもって、ガザ地区にいるUNRWA職員は、人道支援ができなくなったことをお伝えします」
「実際、ガザ地区は首を締められた状態にあり、今起きている戦争は人間性を失っているように見えます」
「水の問題に目を向ければ、水が命であることは誰もが知っており、ガザでは水が不足し、命が尽きかけています」
これに先立って、イスラエルのカッツ・エネルギー相は、ベンヤミン・ネタニヤフ首相とジョー・バイデン米大統領の会談後に、ガザ地区南部への給水が再開されると話した。
イスラエルがガザ地区を「完全封鎖」する一環として、ガザ地区全体への給水を停止してから1週間が経過し、カッツ首相は声明で「これにより、民間人は地区南部に移らざるを得ないだろう」と述べた。
米国のジェイク・サリバン大統領補佐官（国家安全保障担当）は、ガザ地区南部への給水を再開したとイスラエルから伝えられたことを明かした。
ガザ地区南部のベニ・スヘイラ村当局は、村への給水が再開されたことを確認した。
ハマスが血みどろの攻撃を仕掛け、イスラエル側に1,400人以上の死者が発生したことを受けて、イスラエルは先週、ガザ地区で激しい空爆を実施し、少なくとも2,670人が死亡した。
UNRWAは15日、ガザの紛争が始まってから最初の7日間で、推定100万人が家を追われたと発表した。
UNRWAのジュリエット・トーマ広報官は、「家を出る人が後を絶たないため、この数字はさらに多くなる可能性が高い」と述べた。
AFP
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