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ガザの医師が嘆願: 次の大虐殺が起こるまで待つな

アル・アハリ病院爆撃での遺体を指差すモハメド・ゴネイム医師。(スクリーンショット)
アル・アハリ病院爆撃での遺体を指差すモハメド・ゴネイム医師。(スクリーンショット)
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20 Oct 2023 12:10:00 GMT9
20 Oct 2023 12:10:00 GMT9

アーメド・ヒジャジ

ガザ:ガザのアル・シャファ病院の医師は、火曜日の夕方、病院が標的となったことを受け、国際社会に対し、ガザで罪のない市民が殺害されるのを止めるよう訴えた。

「病院は安全な場所であるべきです。避難民のためのシェルターであるはずです」と、モハメド・ゴニム医師は、白い毛布に包まれ積み上げられた死体に囲まれながらアラブニュースに語った。

「病院に運ばれてきた死傷者はすべて、体の一部を切断されたもので、生きている形跡はありません」。

ゴネイム医師は訴えた: 「現在機能している病院は5つしかありません。これらの病院が使えなくなるまで待ってはいけない。私たちは今、この病院にいても安心できません。どうかこの狂気を止めてください。この大量虐殺を止めてください。この人道的危機を止めてください」

火曜日、ガザのアル・アハリ病院が攻撃され、病院に避難していた数百人の患者や市民が死亡した。イスラエルとアメリカは、パレスチナの武装組織イスラム聖戦がこの攻撃を行ったと非難している。

バイデン大統領はテルアビブに降り立つと、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と記者会見し、病院への攻撃はイスラエル軍による空爆によるものではない可能性が高いと主張した。

バイデン氏はネタニヤフ首相に対し、「私が見たところでは、あなた方ではなく、もう一方によるもののようだ」とイスラム聖戦を指して述べた。

国際社会はこの攻撃を非難しており、ジョー・バイデン米大統領とヨルダン、エジプト、パレスチナ自治政府の指導者がアンマンで開催する予定だった首脳会議は、この虐殺を受けて中止された。

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