• ファイサル王子はミュンヘン安全保障会議で演説した
• サウジアラビアは、イスラエルとハマス間のガザ戦争の停戦確保に注力する

ミュンヘン：サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外相は17日、パレスチナ国家の樹立が中東の安全と安定に向けた「唯一の道」であると述べた。

ファイサル王子はミュンヘン安全保障会議で演説し、イスラエルの安全と安定もパレスチナ国家の樹立にかかっているとも述べた。

“We've made clear to the Americans and others that, from our perspective, the first priority needs to be addressing the humanitarian crisis in Gaza and finding a way to end the fighting in Gaza.”

Foreign Minister HH Prince @FaisalbinFarhan remarks at @MunSecConf. pic.twitter.com/E8SpZt6kW0

— Foreign Ministry 🇸🇦 (@KSAmofaEN) February 17, 2024

サウジアラビアは、イスラエルとハマス間のガザ戦争の停戦に注力していると言う。

「我が国は、停戦とイスラエル軍のガザ撤退、およびガザの人々のための人道的アクセスに集中している」

サウジアラビアは、パレスチナの独立国家が承認されない限り、イスラエルとの外交関係を樹立はしないと繰り返し表明している。

ファイサル王子はまた、イスラエル軍による挑発的な行動は、アラブ・イスラム諸国の感情を煽るものであり、特にガザでの死者数が3万人に迫る現状ではなおさらだと述べた。また、同国軍の行動は、世界中でテロリズムや過激主義のイデオロギーを助長しかねないとも付け加えた。