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ガザで第2の規模を持つ病院が「完全に機能停止」

子どもと一緒に休む女性。イスラエル軍の地上侵攻により、パレスチナ人らがハーン・ユーニスのナセル病院から避難し、ラファに続々と集まっている。(ファイル/ロイター通信)
子どもと一緒に休む女性。イスラエル軍の地上侵攻により、パレスチナ人らがハーン・ユーニスのナセル病院から避難し、ラファに続々と集まっている。(ファイル/ロイター通信)
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18 Feb 2024 05:02:57 GMT9
18 Feb 2024 05:02:57 GMT9
  • 燃料不足と施設周辺での戦闘により、病院の活動が停止している

カイロ:ガザ地区で第2の規模を持つ病院が「完全に機能を停止」したと、ガザ保健省の広報官が18日に明かした。

アシュラフ・アル・キドラ氏はロイター通信に対し、南部の都市ハーン・ユーニスにあるナセル病院内には、「現在、患者を看ている医療スタッフが4人しかいない」と語った。

「ナセル複合医療施設は、ガザ地区南部における医療の中枢を担っています。その機能が停止するということは、ハーン・ユーニスとラファに身を寄せる何十万人ものパレスチナ人避難民にとって、死の宣告と同じです」と同氏は話す。

キドラ氏によると、同医療施設は燃料不足と施設周辺での戦闘により、活動を停止した状態だという。

ナセル病院は18日まで機能していた病院の中ではガザ地区最大の規模を誇り、今週に入ると、パレスチナ武装勢力ハマスとイスラエルの戦闘に巻き込まれて包囲攻撃にさらされ、15日にはイスラエル軍の急襲を受けていた。

ロイター

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